今月初めに読んだ「すべての原付の光」が面白すぎて小説のモチベーションが全回復。久々に結構読めた。 読書たのし〜〜〜
小説 #
- すべての原付の光/天沢時生
- フェイクマッスル/日野瑛太郎
- 引きこもり姉ちゃんのアルゴリズム推理/井上真偽
- 回樹/斜線堂有紀
- はじめてのゾンビ生活/不破有紀
- 成瀬は天下を取りにいく/宮島未奈
- お前の彼女は二階で茹で死に/白井智之
- タイタン/野崎まど
- 金色昔日/宝樹
- 信仰/村田沙耶香
- スメラミシング/小川哲
- 内在天文学/円城塔
- 筺底のエルピス(1巻)/オキシタケヒコ
どれも面白かったが、特に印象に残ったのは「すべての原付の光」「お前の彼女は二階で茹で死に」 やっぱり自分はどこかしら突き抜けたエンタメが好きだ。
6月の目標はめちゃくちゃ面白いと噂のエルピスを最新刊まで読むこと。(宣言してしまったので実現できない可能性が高い)
漫画 #
- Thisコミュニケーション(全12巻 + DLC)/六内円栄
Blueskyで話題にしてるフォロワーがいて気になって読んでみた作品。信頼できるフォロワーのおすすめする作品は信頼できる(トートロジー)。
ロジカルサイコパスな主人公・デルウハの魅力が終始爆発しており、ミステリ・サスペンスの面白い展開をあらかたやってくれている。終わらせ方もパーフェクト。 最初から最後まで面白すぎた完璧な漫画だった。
単行本で全巻買ったんだけど各話の終わりにコラムがあり、まあこれが本当にすごい。 話の作りや伏線、こういう演出がしたかった、などの裏話してくれていて面白いし勉強になる。漫画家ってこんなに考えて話作ってるんですね。すごすぎる…
本編読了後に作者のXに投稿されている販促用DLC漫画も読んだ。最高なのでどこかで永遠に連載してほしい。 コラムといいDLCといい、読者サービスがとてつもなく手厚くて神様みたいな漫画家だな…となった。六内先生、一生ついて行きます。
主人公の倫理観のなさ・グロさと敵の造形の気持ち悪ささえクリアできれば万人におすすめできる漫画。
映画 #
- シャークネード
上映会で。やはりB級映画をみんなでツッコミながら観るのは盛り上がるし楽しい。 雑な展開とCGで笑えるところもたくさんあったけど、ちゃんと家族の再生の物語として感動できる話になっていた。名作。
昔はB級映画ばかり見ていた時期があったな〜と思い出す。大半は普通に面白くない虚無映画なんだけれど、たまに突き抜けた強烈なグルーヴを感じるB級映画に出会うことがあり、その体験が忘れられない。(ちなみに、そういう作品はだいたいレビューが賛否両論で、星5と星1に分布が偏っている) この突き抜けたグルーヴはB級映画でしか味わえない、と勝手に思っている。
メフィスト賞作品を読んでいるときも似たような感覚を得られることがある。結局のところ、突き抜けたグルーヴを感じたくてフィクションに触れているところがある。面白ければ、それでいい。
上映会は楽しいのでもっと頻繁にやっていきたいですね。いつも付き合ってくれてる読書会のメンバーに感謝。
ゲーム #
- エルデンリング
発売当初にラダーン祭りまで進めて、まったく歯が立たずずっと投げていた。3年も寝かしたしいい加減クリアしとくかーという気持ちになったので最初からやりなおし。3年も経つとバランス調整が行われていたためかサクッと攻略できた。 さすがにもう近接は飽きたので祈祷ビルド。蟲糸が強すぎる。
途中まで遺灰を縛ってたけど、終盤に差し掛かったあたりでキツくなってきたので解禁した。途端にぬるゲーになってびっくり。あっという間にクリアした。
全体的にプレイヤー自身に難易度調整を委ねられてる感じが強かった。 いろんなプレーヤーがいる以上、ゲームの難易度調整ってたしかに難しい。でもプレイヤー自身にここまで委ねられるのはそれはそれで違うような… 面白かったけどそのへんがなんとなく合わず、一部の裏ボスは倒してないしDLCもまあいいかな…って感じ。 間違いなく神ゲーではあった。
- sekiro
エルデンリングをクリアした流れで。ソウルシリーズ大好き民なのになぜ今までやっていなかったのか謎。 敵の行動パターンを覚えて攻撃をカンカン弾くゲーム。音ゲーみたいで楽しかった。
クリアしたけどストーリーを適当に読み飛ばしていてよくわからなかった。プレイを観ていた友人に呆れられながら解説してもらう。どうもアクションゲームの文章って読み飛ばしちゃうんだよな…