メインコンテンツへスキップ

6月にふれたもの

月の真ん中で風邪を引いた。去年も同じ時期に風邪を引いていたのでいい加減学習したい。 ただ、おかげでたくさんアニメを観れたので結果オーライかも。

小説
#

春暮康一作品
#

  • オーラリメイカー
  • 一億年のテレスコープ
  • 混沌を掻き回す(2084年のSF収録)
  • 竜は災いに棲みつく(地球へのSF収録)
  • モータルゲーム(SFマガジン2022年8月号)

オーラリメイカー読書会を機に春暮康一作品を一気読みした。 特に一億年のテレスコープは大傑作だった。これは別で感想を書くかも。(再読が終わったら)

モータルゲームも短編としての出来が完璧すぎる。 というか読んだ作品ぜんぶ面白かった。これはすごいことだと思う。今後も楽しみで仕方ない作家。

発表されている春暮作品をほぼすべて読んでしまったので若干ロス… とはいえグレッグ・イーガン?とかいう春暮康一みたいな作風のハードSF作家がいるらしいので、しばらくはそれを読めばいいかーと思ってる。

筋肉少女帯小説化計画
#

人気バンドの楽曲を豪華執筆陣が小説化、ということでなんとなく気になっていた。 フォロワーが傑作と言っていたので読んでみたがめちゃくちゃ良かった。特に辻村美月と柴田勝家。 全部の作品で筋少への"愛"が語られていた。にわかの自分でも感動したので、長年のファンの感動は計り知れない。 自分はサブカルに救われたと自覚的に思ったことはなかったけど、気づかないうちに救われてたかも、と思ったり。

で、見事に筋少にハマった。ドロロの脳髄〜〜〜

曲を聞いてから改めて小説を読むとまた発見があって面白い。 すごくいい企画だった。

アニメ
#

アポカリプスホテル
#

まずaikoのOPが神。あの不安定な音階で楽曲が破綻せず成立しているのは天才としか言いようがない。それがアポカリプスホテルの世界観に完璧にマッチしているのも奇跡。ずっと聴いていてまだ余韻に浸っている。中毒性やばい。

特に9話は凄まじい回で、泣きながら笑った。人類がいない地球で宇宙人とロボットの奇妙な倫理観の世界になっているけれど、これはこれでめちゃくちゃ感動できるという…。この不思議な感覚はまさしくセンスオブワンダーや…

人類を特別扱いせず、先入観にとらわれない世界観を最後まで一貫していたのが素晴らしかった。SFコメディの傑作だと思う。

機動戦士Gundam GQuuuuuuX
#

トンデモ展開に笑わせてもらったけど、作品としては雑すぎて微妙だったかなー。 マチュ、シュウジ、ニャアンの描写が少なすぎたせいで最終話の展開は???だった。まあこの辺はみんなの二次創作で行間を埋めてねってことなんだろうなあ。なんか「デートピア」で、恋愛リアリティショーを各々の視聴者が編集したバージョンが流行るくだりを思い出した。これが現代流かー。

ファースト観てないし他人の考察も見てないから終盤はずっと置いてけぼり感が強かったな。 これを機にファーストを見るかと言うと…どうだろう…? 教養としていつか観ようとは思ってる。

正解するカド
#

終盤の展開が野崎まどの最高の悪ふざけで笑った。B級アニメとしてかなり好き。というか野崎まど作品で一番好きかもしれない。タイタンとか小説とかを見るに、最近は真面目になったのか…?

観終わった後は最終話を観て困惑したりブチギレてる当時の感想ブログを読んでニヤニヤしていた。ぼくも野崎まどと知らずに観てたらキレてたかも笑

逆に中盤までの政府がらみのファーストコンタクトと小難しいドラえもん秘密道具がそんなに面白くなかったかな。人類とコミュニケーションを取れるタイプの普通のファーストコンタクトだと満足できない体になってしまった。

スペース・ダンディ
#

アポカリプスホテルの自由奔放な感じ、スペースダンディみたいだなあと思って久々に観た。やっぱり面白い。

円城塔脚本回がめちゃめちゃ初期の円城塔してて良かった。 小難しい理屈をひたすらこねくり回してる感じが好き。 来年の攻殻機動隊はどうなるんだろ。楽しみ。

漫画
#

レベルE
#

オーラリメイカーのあとがきで触れられてたので再読。 思春期のころに軽くホラーを感じつつ楽しく読んだ記憶。変な生態のエイリアンが出てきて春暮康一が影響を受けたのもわかる。(あとがきで言ってたのはコンウェル星人のことか…たしかにあれはどうしようもない)

バカ王子みたいな天才サイコパスキャラは大好きだけど、これが原点かもしれない。 マクバク族とハネムーンの話が好き。

映画
#

今月は0。 映画館で見たい映画もなく…UNEXTポイントを無駄にしてしまった。 まあ元を取れるくらいにアニメ見たからいいか。

映画館、たまに隣人ガチャでハズレを引いてしまうと辛いので足が遠のいてるというのもある。

ゲーム
#

SAEKO: Giantess Dating Sim
#

正直合わなかった。巨女に踏み潰されたい!みたいな特殊性癖がある人には刺さるんだろうな。 特に、殺されないように機嫌をとりながら相槌を打つパートが本当にきつかった。私の気持ち察して的なコミュニケーションが本当に嫌いなので。 全人類Thisコミュニケーションを読んで誠実なコミュニケーションを心掛けてほしい。