瑞牆山に行ってきた。50Lの馬鹿でかいザックを背負って初のテント泊登山。
行き #
東京からJR中央線で韮崎駅へ。
電車の向かいの席に、同じくらい重装備のおばさんがいて「ほう、貴公もか…」となった。 甲府で降りて行ったのでたぶん南アルプスの山を登りにきたんだろうな。
韮崎駅からバスに揺られて瑞牆山荘へ。
登山スタート #
ここから一時間ほど山を登ったところで富士見平小屋に到着(途中で鹿がいた)。ここでテントを張る。雨が降る中の設営はなかなか面倒だった。
小屋では1800円のカレーが販売されていた。登山者の財布を刈り取る気まんまんの値段設定。
無事テントを設営し、水場で飲み水も確保できたのでいよいよ瑞牆山に登る。
桃太郎岩というらしい。でかい。
ごつごつした岩場が続き、小雨が降っていたのでめちゃめちゃ滑る。ただ、小屋を経由したのもあって短くて楽な登山ではあった。
山頂はガスで何も見えなかった。やっぱり登山は天気がいい日に行くべきだな…
下山 #
普通はピストンで富士見平小屋まで戻るのだが、不動滝からみずがき自然公園に行ってみたかったので遠回りすることに。この選択を後で後悔することになる…
まず雨のせいでめちゃくちゃ滑りまくる。何回もコケた。しかも想像以上に長い。ズボンが泥だらけになりながらひたすら下山。
不動の滝。あとロッククライミングしている人がいた。
みずがき自然公園 #
なんとかみずがき自然公園に到着。ここはゆるキャン△の聖地。(3期7話)
さっき登った瑞牆山が見える。
本当に地域の野菜が売っていてスーパーみたいだった。ここでバーベキューするのもいいなあ。
お腹が空いていたので絶品カレーパンを食べる。もちもちしておいしい。
テント場に向けて出発 #
元々テントを張っていた富士見平小屋に向けて出発。少しして気づく。もう17時を回っていることに…
しかもスマホの充電は20%。あたりは雨。暗くなる前に小屋まで戻れないとまずい。 普段YouTubeでみている登山遭難チャンネルが頭をよぎる。まさか自分が遭難しそうになる日が来るとは…
もしかして死ぬ…?と思うと過呼吸に。 あたりが薄暗くなるなか半泣きでダッシュ。
人通りが全くなくてわかりづらい道だったが、何とか日が暮れる前にテント場に戻ってくることができた。 山は簡単に人が死にうることを身をもって実感した。本当に反省。
翌日 #
次の日は金峰山に登るつもりだったのだが、寝坊したのとスマホのバッテリーが残り少なかったので帰ることに。
帰りは特急あずさに乗った。車窓から富士山がずっと君臨していてさすが山梨だなとなった。おわり。
