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『パーティで女の子に話しかけるには』感想

普通の恋愛映画、と見せかけてパンクロック&ボーイミーツガール&ファーストコンタクトSF。 オールマイベストかも。

まず序盤のパンクロックが流れながら謎に加速するシーンが良い。 映像と音楽はスピード感あるけど主人公はなんか陰キャだしすごいドジだったりする。ウケる。

『パーティで女の子に話しかけるには』ってタイトルなのに普通に女の子に話しかけていて笑った。タイトル詐欺が過ぎる。

パンクで異星人が出てくる謎展開だけど、大筋のボーイミーツガールとしては王道なのも良い。 冴えない青年が風変わりな女の子に出会って恋に落ち、振られる…もう最高だ。

ザンがエンとの子供を産むためにエンの静止を振り切って退去の選択をするシーンは感動した。エンが父親に捨てられた話をしたときに、ザンが「私だったら絶対そんなことはしない」と言ってたのが有言実行されてる。

全体的に奇抜でシュールな映像とパンク音楽の雰囲気が本当に好きで好きで。なんかもうすべてがツボだった。

あと、主人公の太った友達がすごく好き。困ったときに頼れるいいヤツ感があふれ出てる。