この記事はネタバレ全開です
既プレイの友達に強く勧められて見守られながらプレイ。10時間くらいでクリア。
序章の段階で「これ、実はこうこうこういうゲームでしょ!」って言ってたのが当たっていて、クリア後に「気づくの早すぎて動揺した」と言われた。
まあでも案内人の誘導が親切すぎるんだよね。あそこまでプレイヤーの存在をちらつかされると気づくよ(序章クリア時の興家くん殺した人数クイズとか)。プレイヤーに語りかけてくる系のメタなゲームは今まで何作かやってきたってのもある。
全体的に楽しめたんだけど、正直に言うと序章の異能力バトルをずっとやりたかった…
ストーリーが分岐してからは様々な過去を背負ったキャラクターの群像劇になり、目的も呪術バトルで勝ち残ることではなく、呪いの起源を突き止めて争いを終わらせることに変わってしまった。それはそれで良かったんだけど、もっとひりついた能力の探りあい&殺しあいがしたかったよ…
序章のvs並垣くんとかすごくよかった。あそこが間違いなくピーク。どう考えても並垣くんの「足洗い屋敷」が最強なんだよね。そのチート性能な呪術をプレイヤーによるメタな方法で回避するってのが最高。
まあしかし、キャラがみんな立っていてよかった。マダムの幸薄そうな表情はずっと良かったし、マダムへの協力を仕事として割り切ってるプロタンもかっこよかった。ミヲと約子のパートが特に好き。ミヲちゃんのじと目かわいい。 がんばれ国家権力…!
序章の「あれ?なんで呪力行使してないのに勝手に???」と気がかりだったのが、最後までプレイして興家くんがただただ激ヤバ呪術人間だったことに気づいたときは感心した。よく作り込まれてるなあ。 興家くん、ちょっと仲良くなった女の子を生き返らせるために誰彼構わず呪い殺しててこいつヤバすぎだろ…とは最初から思ってたよ。
久々にノベルゲームをプレイして何千回もクリックして指が痛い。最後までぶっ通しでやるくらいに面白かった。